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■ふきだしマスク

ふきだしマスクは6種類用意されています。
ふきだしの形や発声の勢いに応じて使い分けましょう。
ライブラリパネル
「効果」フォルダ内

ふきだしマスク普通
ふきだしマスク早消
ふきだしマスク遅消
四角ふきだしマスク普通
四角ふきだしマスク早消
四角ふきだしマスク遅消
:普通の発声
:勢いのある発声
:つぶやくような発声
:普通の四角いふきだし
:四角いふきだしを勢い良く表示
:四角いふきだしをゆっくり表示


ライブラリパネルからドラッグ&ドロップで絵の上に置きます。
置いたふきだしマスクには必ずインスタンス名を付けます。
名前は何でも良いですが、f1 f2 f3 f4 ...とでもしておきましょう。

マスクを消したいタイミングのフレームで、

インスタンス名.play();

というアクションを書きます。
例:
f1.play();


四角いふきだしの方が処理落ちしにくい(処理が軽い)のでなるべく四角い方を使いましょう。


複雑な形のふきだしや、四角いふきだしマスクではハミ出してしまうような場合、マスクレイヤーを使うと便利です。
実際のふきだしよりも大きめに四角ふきだしマスクを置き、ふきだしマスクにだけ影響するマスクレイヤーで表示領域を作ります。
マスクの作成は、楕円ツールで適当に描いてから選択ツールで変形させるのがやりやすいと思います。
マスクは線無しの塗りのみで作りましょう。
マスクレイヤーは非常に便利なので良く使います。是非ともマスターしましょう。
この方法を使うと、円形のふきだしマスクはほぼ使うことがなくなるかもしれません。


マスクレイヤーはレイヤー名のところで右クリックメニューから選択します。


ふきだしマスクがハミ出ていたとしても



ふきだしマスク用のマスクレイヤーを作ることで表示範囲を制限することができます。


レイヤーのロックや非表示の機能を使うとやりやすいです。(カギや目のアイコンをクリック)




マスクレイヤーは、ふきだし以外にも、一部隠しておいた絵が現れるような効果にも使用できます。


黒いふきだしの場合は、ふきだしマスクを配置してからプロパティパネルの、カラー:着色 で黒にしましょう。


ふきだしの制御に関する注意
ふきだしが現れる表現は読む順番を伝えるためのものと考えた方が良いと思います。 読むペースに合わせるよりもかなり早めに進む方が望ましいです。 そうしないと早く読む人にとってのストレスが大きくなり、更に「間」を読者自身で作ることのできる漫画のメリットが薄れてしまいます。 読む順番が前後しても良いふきだしや、ほぼ同時に発声しているような場合、ふきだしマスクの処理は必要ありません。

ふきだしマスクの付いている絵のアルファを変更しないようにしてください。
ふきだしマスクのアルファ値も変化するので透けてしまいます。アルファの変更ではなく背景色への色変化で対応しましょう。


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